金魚がこれから暮らすおうち(水槽)を、しっかりと快適な環境になるように準備しましょう。
準備しておきたいもの
おうちにやってくる金魚は、とっても疲れています。そんな金魚たちがゆっくり休めるように、金魚がおうちにやってくる前に必要なものを揃えておきましょう。
おうちに金魚を連れてきたら水槽があれば水槽に、なければバケツなどでもいいのでエアーポンプで酸素をしっかり供給してあげます。2日間ほどは餌を与えずに、周囲を暗くして落ち着かせてあげるのがおすすめ。
特に金魚すくいなどで連れてきた金魚は、非常に環境が悪いところにて弱っている可能性もあります。すぐに餌を食べても消化できずに病気になることもあるので、まずは環境にゆっくりと、そっと馴染ませてあげる必要があります。
必要な器具
水槽
ガラス水槽がおすすめ。サイズは大きいほうが理想ですが、金魚の数が少なければ小さい水槽でも飼育できます。あらかじめ用品がセットになっている水槽が安心で、特に金魚の場合は夏場の酸欠に注意が必要ですので、エアーポンプを接続するフィルター(ぶくぶくフィルター)を選びましょう。水槽の選び方はこちら。
フィルター
水をきれいにしたり、酸素を供給したりする役目。金魚飼育の場合はエアーポンプをつなぐタイプのエアーリフト式フィルターが適しています。選び方はこちら。
エアーポンプ
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水槽に酸素を供給します。水槽サイズに合わせて選びましょう。様々な価格のものが売られていますが、多くの場合価格と静音性、パワーは比例します。水槽の設置場所によっては静かなタイプを選ぶのも良いでしょう。
フード
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粒、フレークなど形状により差がありますが、善玉菌を配合した水汚れに配慮したフードが金魚の場合はおすすめです。一般的にフレークは消化吸収が良い反面、金魚のエラから排出されるカスもあり、水汚れ、という面では粒エサに軍配があがります。
粒エサは年々変化しており、水汚れに配慮したものや色揚げ、成長に効果のあるフードが各メーカーから開発されています。
カルキ抜き
金魚専用につくられた粘膜保護成分の入ったカルキ抜きもあります。安価なカルキ抜きでも水道水の塩素は十分に中和できますので、たくさん水槽がある人は大容量の安価なカルキ抜きを選ぶのもいいでしょう。
濁りのトラブルや金魚の健康に配慮したい、そんなときは機能付きのカルキ抜きを使用するのもおすすめです。
底砂
水草を植える水槽には底砂が必要です。水をきれいにするろ過バクテリアの棲み家にもなります。
人工プランツ
水槽を華やかに飾ってくれます。
お掃除グッズ
水換えやコケ掃除のためのグッズがあるととっても便利。水槽をきれいにしておくとお部屋のインテリアにもなりますよ。
金魚のためにあったら快適!
照明器具
主流はLED。水草の育成には必需品です。水槽を美しく魅せる効果も抜群です。
ヒーター
↑メダカより更に水温の低い金魚用。18℃と低水温なので「作動していない!」と勘違いしようになるのでご注意を。
金魚が一年中健康でいるためには、プロの飼育者でない限り、水温を一定に保っておくことが理想的です。金魚の適温は18℃~20℃なので、それに適したヒーターを準備しましょう。
魚病薬
病気に対応した薬を用意しておくと安心です。
水槽選びのポイント
水槽の大きさによって飼える魚の数が変わってきます。水槽が大きいほど、金魚にとって快適な環境になります。
水槽は小さい物だと横幅30cm、大きな物だと90cmの物が一般的です。金魚すくいですくって来た人は家に水槽の準備ができていない場合はなるべく大きな洗面器、あるいはバケツでその場をしのいでください。でもそのままだと水の量が少なくて金魚は死んでしまいますので、次の日には水槽の準備をしてあげてください。
水槽の置き場所
金魚を入れる入れ物の設置場所について「日光の当たる場所」や「冷暖房が直接当たる場所」は避けて下さい。
お店に行ってみよう
お店には便利な飼育用品や新しい商品がたくさん売っています。お魚を売っているお店なら、店員さんに魚のこと、商品のことを聞いてみましょう。
名前をつけよう
飼育するお魚の名前を一緒に考えましょう。名前をつけて、お子様のはじめてのペットに。
そして、お子様がお世話をすることも大切です。エサあげなどを毎日することで、小さな生き物との絆も深まります
人にもよく慣れます
一旦水に慣れてしまえばどの金魚でも飼いやすく、人にもよく馴れるので、はじめてのペットとしても最適です。
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