はじめての金魚飼育を応援!かわいい金魚を大切に飼育するための情報満載

金魚を安全に水槽に入れるポイント集

AQUAさん

金魚をどのように自宅の水槽へ入れれば良いのかご存知でしょうか。実は、誤った入れ方をしてしまうと、様々なリスクが出てきてしまいます。

そこでここでは、金魚を安全に水槽に入れるポイントについてご紹介をしていきます。

金魚を適当に水槽に入れてしまった場合に巻き起こる危険性

金魚を何も準備せずに適当に水槽に入れてしまった場合、どのような危険があるのかご存知でしょうか。金魚と言えど生き物なので、雑に扱えば様々なダメージを負ってしまうのです。

◎危険1:金魚の身体へダメージ

金魚を適当に水槽に入れてしまった場合、金魚の身体へ傷がついてしまったり、尻尾が切れてしまったりすることがあります。

これは金魚の身体へ大きなダメージを与えるものです。

◎危険2:金魚の精神へのダメージ

身体的なダメージだけでなく、精神的なダメージも金魚には加わります。

金魚も人間と同じく生き物であることから、ストレスが溜まれば何らかの病気を発症してしまう可能性もありますので注意が必要です。

◎危険3:pHショック

pHショックとは急激に水質が変わったことにより起こるものです。

金魚がショックを起こすと、突然急激に泳ぎ回ったり、エラの動きが早くなったりするなど普段の様子から大きく変化が起こります。また、数日以内に亡くなってしまうこともあるので、よく観察してあげましょう。

◎危険4:アンモニア中毒

アンモニア中毒は、呼吸困難や肺から出血するなど、様々な危険性があります。pHショックと同じぐらいリスクの高いものです。

安全に水槽に入れるポイント1:最初は1匹まで

金魚を安全に水槽に入れるためにも、最初に水槽に入れる時は1匹までとしてください。

中には、買ってきた金魚の全てを同じ水槽に入れる方もいますが、こらはおすすめできません。持ち帰ってきた金魚は、環境が変わることからかなりのストレスがかかった状態です。

そんな中でほかの金魚がいれば、よりストレスがかかるのは誰にでもわかることですよね。次の日の朝水槽を見ると、数匹買ったうちの1匹が逆さになって浮いているなど、悲しい状態になる可能性だってあります。

このようなリスクを無くすためにも、水槽に入れる場合はまずは1匹までにするようにしてください。金魚が落ち着いてきたら、ほかの金魚も徐々に入れるようにしましょう。。

安全に水槽に入れるポイント2:水合わせを行うこと

お店で買った金魚を自宅の水槽へ入れる場合、必ずすべきこと言えば水合わせです。pHや水温など、水質が異なる場所へ金魚をうつした場合、大きな負担が金魚の身体にかかってしまいます。

その負担を無くすために行うものが水合わせというものなのです。水合わせを行うことにより、新しい環境の水質へ徐々に慣れさせていくことができます。

金魚は案外繊細な生物ですかあら、水質へ順応させるための時間が必要です。

◎水合わせの方法

1.金魚を買った時、金魚は水の入った袋に入っています。その金魚の入った袋を、30分~1時間前後、水槽へ浮かべます。これを行うことによって、袋の中の水温を水槽の水温と合わせるのです。

水の温度を合わせ終えたら、袋の中の水ごと、金魚を水槽とは別の容器の中へ入れてください。

2.容器の中の水を3分の1捨てます。その捨て水の量の分だけ、水槽から水をいれます。この時、ゆっくりと水を入れるようにしてください。ゆっくりと水を入れることにより、金魚が徐々に水槽の水に慣れていきます。

3.ここまでできたら、金魚のみを水槽の中へ移して水合わせは完了です。

安全に水槽に入れるポイント3:素手で触らないこと

水合わせの時に水槽に金魚を入れますが、中には面倒臭いからと言って、自らの手で金魚をすくって水槽へ入れる方がまれにいます。

しかしこれは、大変危険な行為です。

金魚が人間の手に触れると、人間の体温によって火傷をおってしまう可能性があることをご存じでしょうか。

金魚にとって、人間の体温というのは思った以上に高いものなのです。

このような危険を引き起こさないためにも、必ず網を使用して金魚を掬うようにしてください。

安全に水槽に入れるポイント4:水合わせキッドを使用する

水合わせを行う時自宅にあるものを使おうとする方がいますが、それらを使用する場合、安全に金魚の水合わせを終えることができるとは言えません。

なんにでも言えますが、専用のもが一番安全なのです。

ペットショップや金魚の専門店、その他通販サイトなど様々な場所で水合わせ用のキッドが販売されていますので、水合わせをする際には必ず準備しておくようにしてください。

まとめ

お店で買った金魚を安全に水槽に入れるためには、最初は1匹まで、素手で触ってはいけない、水合わせを必ず行う、など大切なポイントを抑えるようにしましょう。

また水合わせをする際には水合わせキッドを購入するなど、様々なことに注意をすることが必要です。環境が変わるからこそしっかりと配慮し、金魚にダメージを与えないようにしてあげられると良いですね。

質問欄を閉じる

アクアリウムに関する質問はこちらから!