金魚飼育では、インテリアに合わせて水槽内をオシャレにしている方も少なくありません。その中でも、砂を利用している方は多いのではないのでしょうか。そこでここでは、そんな金魚飼育に適した砂についてご紹介をしていきます。
金魚飼育に砂は必要?
金魚を飼育するにあたって、砂は必要な物なのかという点ですが、結論的に言うと砂はあってもなくてもどちらでも良いものだと言えます。しかしながら、見た目を気にする方や得たい効果などがある場合には、砂は使用すべきであると言えます。
メリットやデメリット、その他金魚飼育に適している砂など、一口で砂と言っても様々なものがあります。ですから砂の選び方はとても大切なのです。
金魚飼育に砂を使用する場合のメリット
AQUAさん
メリット1:見た目がオシャレになる
金魚を飼育するにあたって、飼育目的のみで飼育をする方もいれば、見た目を重視して飼育する方ももちろんいます。砂を使用することによって見た目が一段と良くなり、飼育としてだけでなく、1つのインテリアとしても楽しむことができます。鑑賞を楽しみたいのであれば、砂を使用するのがおすすめです。
メリット2:バクテリアが繁殖してくれる
より良い水質を維持していくためには、バクテリアが必要になります。実はそんなバクテリアを繁殖してくれる役割を果たしてくれるのが、砂なのです。
砂を敷いて適切にメンテナンスを行っていっていれば、バクテリアが多く定着してくれます。
メリット3:金魚が落ち着いて過ごせる
砂を使用しない場合には、水槽の底が何も無い状態になるということから、鏡のように光を反射をしてしまいます。そして光が反射することによって、金魚がストレスを感じてしまう場合もあります。
しかし、砂を使用すれば、そんなストレスのかかってしまう光の反射を防ぐことができます。金魚がよりストレスなく、落ち着いて過ごす環境を作り出せるのです。ストレスフリーな環境を作るためにも、砂は必要なものだと言えます。
金魚飼育に砂を使用する場合のデメリット
金魚飼育に砂を使用すると、メリットがあるだけでなく、もちろんデメリットもあります。
デメリット:手入れが大変
金魚は、特にフンの量が多い魚です。そのことから、砂を使用すると砂と砂のあいだにフンが入り込んでしまい、蓄積することで砂や水が汚くなり、普段の掃除がより大変になります。砂を敷いていない状態であれば、掃除をする場合に邪魔になるものがないことから、隅々まで綺麗にしっかりと掃除することができます。さらに、フンで健康状態のチェックをすることだって可能です。
金魚飼育に適した砂とは
・大きさは小さすぎないものを選ぶこと
あまり小さすぎる砂を選ぶと、手入れが大変になってしまいます。掃除の時に洗うのも手間ですし、まぎれたゴミやエサの食べ残しも拾いにくくなります。先程ご紹介をしたデメリットを少しでも軽減するために、1粒数ミリ程度の小さすぎない大きさの砂を選ぶようにすると良いです。
・性能の高い素材を選ぶ
砂の素材によって、バクテリアが多く着きやすいもの、少なく着きやすいものなどがあります。セラミックは特に着きやすいことからおすすめです。
・濃い色の砂
様々なカラーの砂が販売されていますが、オススメは濃いめの色の砂です。白色など明るいカラーの砂を使用すると、金魚は体の色が薄くなってしまうことが知られています。退色を防止するためにも、濃い色の砂利を使用するようにしてください。
金魚飼育に適したおすすめの砂商品
では、金魚飼育に適したおすすめの品を最後にご紹介していきます。
ジェックス ピュアソイル ブラック 2kg
表面に微細孔があることにより、バクテリアがよく繁殖してくれます。そのことによって、水中の浮遊物も除去してくれるので、水中が綺麗に透き通るようになるのです。さらにコケの発生も抑えてくれるなど、嬉しいメリットが満載な砂となっています。天然素材であることから、生体だけでなく水草や微生物に対しても無害な砂です。
ジェックス 金魚水景 金魚の砂利ナチュラルミックス 2.5kg
5色の砂をミックスしている砂です。白を基調とした砂でありながらも、様々な色が混じっていることから、退色を防ぐことができます。また、たとえ金魚が砂にぶつかったとしても、金魚のヒレを傷つけない、角の丸い形になっていることから安心して使用することができます。見た目がとにかく良い砂なので、鑑賞用としてもとても嬉しい砂です。
まとめ
金魚を飼育するにあたって、砂は必ずしも必要なものではありませんが、メリットは多く使用することが良いものであると言えます。金魚飼育に適した砂を選ぶことによって、より使いやすく快適な水槽を作り上げることができます。是非とも、金魚飼育に砂を使用する場合には参考をしてみてはいかがでしょうか。
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