はじめての金魚飼育を応援!かわいい金魚を大切に飼育するための情報満載

季節ごとの金魚飼育の注意点

季節毎の配慮

1年を通じて

金魚は季節によって活動する時期や、ゆっくり休む時期があります。よく水温を一定にしなければいけない、年中同じような管理をしなくてはいけないと思われる方がいますが、季節を感じさせることによって、メリハリがつき、自然の環境と同じような中で暮らすことができます。※金魚は水温を15~28℃に保つと快適(健康で元気)に過ごすことができます。

寒い冬を越え、少しずつ暖かくなってくるこの季節。水温が上がってきたら新しい水3:古い水7くらいの割合で水換えをし、少しずつエサの量を増やしていきましょう。
また、この時期から初夏にかけて条件が整えば産卵することもあります。

春

梅雨

梅雨の時期になると、じめじめとして、病気になりやすい季節に入ります。 エサを与えすぎたり水が汚れたままにならないように、病気の予防を心がけましょう。

梅雨

梅雨を越え、夏真っ盛りになると、金魚はぐんぐん成長します。エサや水換えの回数を多くして金魚の成長を促進させてください。また、夏、水槽を維持する上で特に問題となるのは「水温上昇」と「コケの大繁殖」の2つです。

水温上昇を防ぐには水槽はなるべく温度変化の少ない「家の中央寄り」に移動し、特に夏場は日光が当らないように、十分に遮光します。さらに、太陽光や部屋の照明で、冬場よりも長い時間帯、水槽に光が入ってくるため、日中は照明を使わないようにするなどライトの点灯時間を減らします。このようにすることにより水温上昇対策だけでなく、コケの繁殖を防止することができます。

コケの大繁殖

その他エアレーションをする、水流を工夫する、部屋の換気通路を確保するなどでも水温を下げる効果があります。暑すぎると熱中症になることもあるので、水温の上がりすぎにはご注意ください。コケの大繁殖の主な原因は照明の点灯時間が長すぎる、太陽光が多く入りすぎる、飼育水の中に栄養となる硝酸が多すぎる、の3つが考えられます。まず照明の点灯時間、水槽の場所(日光のあまり入らない場所)を見直してください。 次に水替えをし水質の浄化を行います。さらに濾過装置の能力が不足していないかどうかも確認してください。

夏場の水温を下げたい時には、専用のファンが便利!

どのメーカーも夏場のピーク時には商品が売り切れていることも多いので、早めの購入がおすすめ。冷却ファンは風を水面に当てて、蒸発する気化熱で水温を下げる仕組みなので、水槽の水は減りやすくなるので注水を心がけましょう。

アクアクールファン

秋は、エサをたくさん食べた金魚が赤く美しくなる季節です。
しかし人間が季節の変わり目に体調をくずすのと同じように、金魚も水温の変化などで体調をくずすことがあります。気温の変化に合わせ、動きが鈍いなどあまり元気がないときはヒーターを入れるなどで対応してください。

秋

ヒーターのしくみ

ヒーターのしくみ

 

水槽に適合したヒーター容量の選び方

水槽に適合したヒーター容量の選び方

冬になり、水温が10℃以下になると、金魚はじっとして動かなくなります。秋までにたくわえた栄養で、冬眠をして過ごすのです。けれど、日によっては暖かい日もあって、そんな日は動いています。気温に合わせてエサを与えたり、水を少しずつ入れ替えるなどの管理をしてください。

冬
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