金魚について
金魚は川魚の「フナ」を人の手でキレイに美しく改良して生まれました。様々な色や、ヒレの形、体の形の金魚がいますが、もともとの「フナ」に近い金魚ほど丈夫であるといえます。一旦水に慣れてしまえばどの金魚でも飼いやすく、人にもよく馴れるので、はじめてのペットとしても最適です。
どれくらい生きるの?
金魚の寿命は長く、大切に飼えば15年ほど生きるものもいます。
どれくらいの大きさに育つの?
水槽のサイズが大きいほど金魚も大きくなります。種類にもよりますが最大で25cm程度です。
金魚の好きな水温は?水質は?
今では暖かい地域で育った金魚も多く、冬場は保温してあげるのが理想。
日本の水はほとんどの金魚に適した水質です。
どうやったらキレイに育つの?
栄養があり、色揚げ効果を持つエサは金魚の鮮やかな色を保つ効果があります。
金魚の種類は100以上!
金魚には、飼育の簡単な和金やコメットから、美しく育てる楽しみもあるランチュウやピンポンパールまで、100以上の種類があります。一般的に販売されているものだけでも30種類近くいます。
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和金
古くから親しまれてきた金魚の元祖。大きく成長し、10年以上生きる個体もいます。柄の入った種類もいますが、一番よく見るのは赤一色の「小赤」という種類。フナと同じ体型をしています。
コメット
アメリカ生まれの泳ぎの速い金魚です。和金と朱文金をかけ合わせてつくられました。
らんちゅう
飼育は難しいのですが、「金魚の王様」と呼ばれて非常に人気の高い、愛好家あこがれの金魚です。じっくり育て上げたい人におすすめです。
ピンポンパール
成長するとピンポン玉のように丸くて可愛らしい姿に育つ、とても人気の高い金魚です。温かい海外から輸入される個体も多く冬場は保温をしてあげるのが理想です。「国産」と謳っている個体は日本の気候にも比較的馴れています。
琉金(りゅうきん)
丸と三角の中間のようなぷっくりとした形と、美しいヒレで人気の高い金魚です。柄の種類もたくさんあって選んだり育てたりする楽しみもあります。活発ですが比較的ゆっくりと泳ぐので、ペットらしい愛らしい雰囲気の金魚です。
出目金
大きく飛び出した目が特徴で、愛くるしい姿は女性にも人気。白点病など病気にはちょっと弱いところもあるので注意が必要。赤、黒、ミックスなど色彩、柄もたくさん。
金魚選びのポイント
初めて金魚を買うときは、どれを選んだらいいのか分かりにくいので、お店の人に聞くようにしましょう。何匹か買うときは、初めのうちは同じ種類だけにしておいた方がトラブルがありません。もし他の種類を揃えたいときは、できるだけ大きさが同じような金魚を選ぶようにしてください。どちらにしても、小さな水槽にたくさん飼うと、金魚たちは弱ってしまうので要注意です。そして、できるだけ元気のいい金魚を選ぶようにしてください。
また、金魚すくいではじめて金魚を飼い始めた・・・という方も少なくありません。ただ、夜店の金魚は輸送中に弱っていることも多く、飼い始めたのはいいけれどすぐに死んでしまったということにもなりかねません。たくさんすくいたい場合は浮いている動きの弱い個体を選ぶのも手ですが、しっかり育てたいなら元気のいい個体をがんばってすくってください。